この記事では、独自の消費税区分を登録したり変更したりする手順を解説します。
消費税区分は「課税」「経過措置8%」「軽減税率8%」「非課税」「不課税」「対象外」の6種類があり、自社独自の区分を設定することもできます。
仕訳出力で会計ソフトに連携する消費税率やコードを設定できます。
消費税区分は、登録後に変更・削除できます。
・消費税区分はCSVで一括登録できます。詳細は「取引先のマスタデータを一括登録する」を参照してください。
消費税区分のマスタ情報を登録・変更する
マスタ情報の登録手順
1. ログイン後の画面で[設定]をクリックし、左側メニューの[マスタ]>[消費税区分]を選択。 消費税区分の一覧画面が表示されたら、画面右上の【作成】をクリックします。
2. 「消費税区分作成」画面が表示されますので、各項目を入力し、完了したら管理画面下の【保存】をクリックしてください。
項目ごとの設定内容詳細は、以下の表を参照してください。
設定項目 | 設定内容 |
管理No. |
消費税区分ごとの固有番号 [手動で設定する]をチェックすると手動で入力可能。 |
消費税区分名 | 消費税区分の名前を入力 請求書作成時や内訳の設定などで表示されます。 |
消費税額の計算 | 請求書作成の際に、消費税額を自動計算するかどうかを設定します。 消費税額の計算で「する」を選択すると、「個別に計算する」のチェックボックスが表示されます。 軽減税率用の消費税区分の場合、「個別に計算する」にチェックを入れてください。
「しない」選択時は税率0%以外の入力はできません。 |
説明 |
この消費税区分についての説明を入力 |
税率 |
消費税区分の税率を設定 適用開始日に応じてひとつの消費税区分に複数の税率を設定できます。 |
適用開始日 | この消費税区分の適用開始日を設定 |
税率 | この消費税区分の税率を設定 消費税額の計算で「しない」を選択時は税率0%以外の入力はできません。 |
請求書印字区分名 | 請求書に印字される税区分名を入力 |
仕訳税区分コード |
この消費税区分に紐づける仕訳税区分コードを入力 ご利用の会計ソフトの仕訳税区分コードを入力してください。 |
不使用 | この税率を使用しない場合はチェック |
+税率の追加 | クリックして空の行を追加 同じ消費税区分で適用開始日や税率の異なるものを複数設定できます。1つの消費税区分につき10種類まで設定できます。 |
フリー項目1~3 | この消費税区分に関することを自由に入力 フリー項目は仕訳データ作成時に出力できます。 |
これで、消費税区分のマスタ情報が登録できました。
おつかれさまでした!
マスタ情報の変更手順
・消費税区分を変更しても、発行済の請求書や承認待ちの請求書の情報は更新されません。
1. まず、管理画面右上にある[設定]をクリックし、左側メニューの[消費税区分]を選択。 消費税区分の一覧画面が表示されたら、 設定内容を変更したい消費税区分の「消費税区分」をクリック。
2. 選択した消費税区分の詳細画面が表示されますので、内容を改めたい項目を変更し、 完了したら管理画面下の【保存】をクリックしてください。
これで、消費税区分のマスタ情報変更は完了です。
おつかれさまでした!
消費税区分のマスタ情報を削除・使用不可にする
登録済みの消費税区分のマスタ情報を削除・使用不可にしたいときは、以下の手順でおこなってください。 詳細画面で内容を確認してから設定する方法と、一覧画面から設定する方法があります。
■本設定をおこなうと、請求QUICKからデータが完全に削除されるので、後から復活させることはできません。一時的に利用不可にしたい場合は「使用不可」の設定をおこなってください。
■使用不可に設定しても、その時点で作成済みの請求書には影響しません。使用不可の設定後に作成する請求書から選択できなくなります。
■使用不可に設定しても、入金消込や仕訳出力には影響ありません。
1. まず、管理画面右上の[設定]をクリックし、左側メニューの「自社情報」で[消費税区分]を選択します。
2. 「消費税区分」一覧画面で削除・使用不可に設定したい消費税区分をクリックしてください。
3. 選択した内訳の詳細画面が表示されたら画面をスクロールアップして、最下段にて以下の対応をおこなってください。
- 削除 … [•••]から[削除]をクリック、メッセージが表示されたら【OK】をクリック。
- 使用不可 … [使用不可にする]にチェック(解除の場合はチェックを外す)、【保存】をクリックすると一覧画面に戻ります。
これで、消費税区分の削除・使用不可の設定が完了です。
おつかれさまでした!