この記事では、請求書の作成から入金消込するまでの一連の流れを、請求QUICKの便利な機能とあわせて解説します。
■請求QUICKでは入金情報を一元管理できます。入金情報を軸に消込をするため、預金利息などの請求書を発行していない入金情報の消込も可能です。
大まかな流れは以下のとおりです。
請求書の作成
↓
請求書の発行
↓
入金消込
↓
未入金の督促
請求書の作成から発行までの流れ
請求書を作成する
請求QUICKでは画面で示される手順に沿ってデータを入力するだけで簡単に請求書を作成できます。
1. ログイン後の画面で[請求]をクリックし、表示された請求書一覧画面の右上にある【作成】をクリック。
2. [請求書作成画面]が表示されたら、請求書作成のために必要なすべての項目を入力してください。
■取引先や内訳などのデータを事前にマスタに登録しておくと、入力箇所に選択肢が表示されるため、請求書作成画面での手間を大幅に削減できます。
3. 必要な項目すべての入力が完了したら、画面右下の【保存】をクリックしてください。
4. 【保存】をクリックして請求書の作成が完了したらそのまま発行も可能ですが、承認・発行経路を設定している場合は【申請】をクリックし、設定した経路に従って承認者に確認をもらいます。
(承認申請の際、補足事項があるときは[社内メモ]欄にコメントを記入してください。)
これで請求書の作成が完了です。
おつかれさまでした!
作成予約を上手に活用すれば、請求書の作成漏れや請求内容の修正漏れを防げるほか、定期的に作成する請求書は周期を設定して下書きを自動作成することも可能。
請求書の件名や明細、備考は、文面に日付(年月)の変数を挿入できるので、請求日に応じた年月を自動反映することもできます。
詳細は「請求書の作成予約を登録・変更・削除する」参照してください。
請求書を承認する
請求QUICKでは、会社のワークフローに沿って、承認・発行経路を柔軟に設定できます。
1. ログイン後の画面で[請求]をクリックします。
2. 左側メニューの[承認待ち]のところに赤丸白抜き数字を確認します。この数字は、自分が承認担当になっている請求書の枚数です。
3. [承認待ち]をクリックすると、自分が承認者になっている請求書のみが絞り込まれて一覧表示されます。
4. 請求書の内容を一件ずつ確認して、[差戻し]と[承認]のいずれかを選択します。
差し戻す際は、コメント欄に理由を添えるといいでしょう。
これで、請求書の承認が完了です。
おつかれさまでした!
複数人のユーザーを登録する場合の初期設定
■承認発行経路の詳細を知りたい方は…請求書の承認・発行経路の仕組み解説
■請求書の承認についての詳細を知りたい方は … 請求書を承認する・差戻しする
請求書を発行する
請求QUICKでは、承認が完了した請求書を直接発行できます。
PDFファイルでのダウンロードのほか、メールや郵送代行など多彩な発行方法があるので、用途に応じて使い分けてみてください。
詳細は、「請求書の自動発行予約についてのご案内」を参照してください。
■請求書をメールで発行する際の文面を取引先ごとに設定しておけば、定期的に文面を整える必要がなくなります。
詳細は「メール文面のテンプレートを設定する」を参照してください。
入金消込する流れ
入出金明細を請求QUICKに取り込む
請求QUICKでは、インターネットバンキングを利用している口座を登録しておくと、ワンクリックで入出金明細を取り込めます。
(インターネットバンキングを利用していない場合は、手動で入出金明細を取り込むことも可能です。)
入金消込する
事前に消込条件を設定しておけば、入金メニューの[ステータス更新]をクリックするだけで、入金明細に請求書が自動でマッチングされます。
マッチング後、[消込確定]をクリックすると入金消込が完了します。
未入金の取引先に督促する
請求QUICKでは、督促メールを取引先に直接送信できますので、ぜひご利用ください。
取引先側の支払い手段が増えることで、請求代金の未回収リスクや、新規の取引先で与信が心配といったお悩みを軽減できます。
設定方法などの詳細は「クレジットカード請求機能を有効にする・無効にする」を参照してください。
初期設定する
請求QUICKでは、繰り返し入力する項目をあらかじめ登録しておくことで、請求書作成時や消込する際に各項目をメニューから選択できるようになり、大幅な作業効率アップにつながりますので、ぜひお役立てください。
… 請求書作成から発行/入金消込するための初期設定